このブログはveryroll(か、fagus)という同人誌個人サークルの夏野というペンネームの人が、サークル情報をまめに提供するということを趣旨として運営するブログです。主な同人活動は進撃(ジャンアル)、遊戯王。
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ブル遊本のはなし
5月4日のイベントあわせでブル遊の同人誌を発行しました。今は書店委託をお願いしているので快適本屋さん様、虎の穴様、明輝堂様でお求めいただけます。良かったら買って下さい。ええ直球????笑。じゃなんて言えばいいですか「通販サイトと契約してブル遊になってよ!」がいいですか。いいですね笑。実は今頃例のアニメ見まして…(QBェ…)。おもしろかったです。結構きゅうべえが嫌いでない笑。ま、その話はいいや笑。ブル遊本出したんです。それの裏話っていうか、そういうような話をしたいなあと思いまして。手に取っていただけた方で、興味があると思っていただけたなら、以下からお読みください。
快適本屋さん、って敬称に悩みます。魚君に「さんをつけろよデコ助以下略」と同じ原理です。特に快適本屋さんのあとに虎の穴、様、を羅列したいときに困る。虎の穴さん、にしたら快適本屋さんは快適本屋さんのままでいいの…か?悩む。
さて、それはさておき、ブル遊本の話です。
本文を入稿して次の日に印刷屋さんから電話がかかって来ました。これはぞっとした!まさか間に合わない…のか!正直言って印刷屋さんの定めた締め切りをぶっちぎってのかっとビング入稿だったからだ。おそるおそる電話に出ると、
「『TG』のほうなんですけど…」
とおっしゃる。『TG』は本のタイトル。「のほう」とは同時発行の本がもう一冊あったから。しかももう一冊の方は締め切りをぶっちぎったそのときなお本文未入稿。
「21ページのですね…」
あ、ページ抜けてたのか!?
「お兄さんが振り返って何か言おうとしているコマなんですけど、真ん中くらいのコマで…」
なんだ!?台詞抜けか!?
「そこの台詞が抜けててですね、」
ですね、それを早く言ってくれ!笑。しかしページ数を言われても、どこのページだか思い出せない、お兄さんが振り返ってる?どれ…だ…?
「前後の文脈から察するに、後ろの落ち込んでる風の男の子になにか話しかける感じなんですね で、そのあとに「○○○○」と台詞があって、きっと「行くよ」とか、そういう感じの声をかけてるような部分です。」
うーわー分かった!「○○○○」!それはあの本のなかで一番自分に酔っぱらって書いてるシリアスの場面だな!笑、分かったわかりました!抜けてる台詞も抜けた理由も全部分かった!
「で、うしろの男の子が落ち込んでる感じなので、効果として聞こえてないのかなと受け取ることもできるとおもうんですけど、」
そう!そのとおり!笑。うしろの男の子は落ち込んでて聞こえてないの!だからその台詞は手書きしようと思って後回しにしてたらそのまま入稿しちゃったの!て、ゆうか印刷屋さんのお兄さん、読んだの?爆笑。
「どうしましょうかね こちらで入れておくこともできるんですけど」
なるほど、そちらで写植してもらえると。なんと親切な。はい、じゃあお願いします、そこの台詞は「遊星!」です。ゆうせい、は「遊ぶ」に「ほし」と書いて遊星で、そのあとにバットマークです、…て、言えるか?無理だ…もうすでに、一番シリアスの恥ずかしい場面解説されてその上、アニメキャラの固有名詞の漢字を説明するなんてそんな力は残っていない!絶句すること1秒。この間にこの恥ずかしさを如何にして乗り切るか、恥ずかしついでに本当の台詞を説明するのか、適当な台詞を今でっち上げるのか、はたまた「や、あえてそこは空欄です」とつっぱねるか…
「ええ…と、じゃあ「いくよ」で」
負けた…印刷屋さんのお兄さんの案採用。
「はい、じゃあ「いくよ」で。ひらがなで「いくよ」でいいですかね」
…はい、もう、どこなといかせていただきます笑。
恥ずかしかった…笑。そして死ぬ程謝った。
ちなみに印刷屋さんの言うところの「お兄さん」はブルーノちゃんで「男の子」が遊星!!!!笑。
何がおもしろいって印刷屋さんに私の描かんとしていることがすげえ正確に伝わっていること!笑。私は一回自分の手を離れた作品は、どう受け取られようとオッケイと思っています。『A』と思って出した本を「すっごい『B』と思いました!おもしろかったです!」と感想をいただくのはとっても嬉しい。受け取った人の一番おいしいいただき方で召し上がっていただいて「おいしかった」ならとってもうれしい。
これとはまた別物として「とっても『A』と思いました!」も嬉しい。それは私が「私は『A』と思うんよな〜、受け取ってくれた人の気持ちの中にも『A』がうまれたらいいなあ」と思って書いた手法が上手く行ったことへのうれしさだからです。だから今回のことは「あ、『A』って受け取れる文脈になってるぞ!」と思って。今回は発行する前に、印刷屋さんに受け取ってもらえました、私のブル遊。笑。
あとはブル遊でない人がブルーノを「お兄さん」って言うのに猛烈に心あたたまった笑。おにいさんなんだ…誰から見てもお兄さんなんだうはぁ…悦。恥ずかしかったけど嬉しかったんだ笑。
本読んだよって方にこの記事読んでもらえてたらとても嬉しい。みなさんも好きに食ってください笑。
さて、それはさておき、ブル遊本の話です。
本文を入稿して次の日に印刷屋さんから電話がかかって来ました。これはぞっとした!まさか間に合わない…のか!正直言って印刷屋さんの定めた締め切りをぶっちぎってのかっとビング入稿だったからだ。おそるおそる電話に出ると、
「『TG』のほうなんですけど…」
とおっしゃる。『TG』は本のタイトル。「のほう」とは同時発行の本がもう一冊あったから。しかももう一冊の方は締め切りをぶっちぎったそのときなお本文未入稿。
「21ページのですね…」
あ、ページ抜けてたのか!?
「お兄さんが振り返って何か言おうとしているコマなんですけど、真ん中くらいのコマで…」
なんだ!?台詞抜けか!?
「そこの台詞が抜けててですね、」
ですね、それを早く言ってくれ!笑。しかしページ数を言われても、どこのページだか思い出せない、お兄さんが振り返ってる?どれ…だ…?
「前後の文脈から察するに、後ろの落ち込んでる風の男の子になにか話しかける感じなんですね で、そのあとに「○○○○」と台詞があって、きっと「行くよ」とか、そういう感じの声をかけてるような部分です。」
うーわー分かった!「○○○○」!それはあの本のなかで一番自分に酔っぱらって書いてるシリアスの場面だな!笑、分かったわかりました!抜けてる台詞も抜けた理由も全部分かった!
「で、うしろの男の子が落ち込んでる感じなので、効果として聞こえてないのかなと受け取ることもできるとおもうんですけど、」
そう!そのとおり!笑。うしろの男の子は落ち込んでて聞こえてないの!だからその台詞は手書きしようと思って後回しにしてたらそのまま入稿しちゃったの!て、ゆうか印刷屋さんのお兄さん、読んだの?爆笑。
「どうしましょうかね こちらで入れておくこともできるんですけど」
なるほど、そちらで写植してもらえると。なんと親切な。はい、じゃあお願いします、そこの台詞は「遊星!」です。ゆうせい、は「遊ぶ」に「ほし」と書いて遊星で、そのあとにバットマークです、…て、言えるか?無理だ…もうすでに、一番シリアスの恥ずかしい場面解説されてその上、アニメキャラの固有名詞の漢字を説明するなんてそんな力は残っていない!絶句すること1秒。この間にこの恥ずかしさを如何にして乗り切るか、恥ずかしついでに本当の台詞を説明するのか、適当な台詞を今でっち上げるのか、はたまた「や、あえてそこは空欄です」とつっぱねるか…
「ええ…と、じゃあ「いくよ」で」
負けた…印刷屋さんのお兄さんの案採用。
「はい、じゃあ「いくよ」で。ひらがなで「いくよ」でいいですかね」
…はい、もう、どこなといかせていただきます笑。
恥ずかしかった…笑。そして死ぬ程謝った。
ちなみに印刷屋さんの言うところの「お兄さん」はブルーノちゃんで「男の子」が遊星!!!!笑。
何がおもしろいって印刷屋さんに私の描かんとしていることがすげえ正確に伝わっていること!笑。私は一回自分の手を離れた作品は、どう受け取られようとオッケイと思っています。『A』と思って出した本を「すっごい『B』と思いました!おもしろかったです!」と感想をいただくのはとっても嬉しい。受け取った人の一番おいしいいただき方で召し上がっていただいて「おいしかった」ならとってもうれしい。
これとはまた別物として「とっても『A』と思いました!」も嬉しい。それは私が「私は『A』と思うんよな〜、受け取ってくれた人の気持ちの中にも『A』がうまれたらいいなあ」と思って書いた手法が上手く行ったことへのうれしさだからです。だから今回のことは「あ、『A』って受け取れる文脈になってるぞ!」と思って。今回は発行する前に、印刷屋さんに受け取ってもらえました、私のブル遊。笑。
あとはブル遊でない人がブルーノを「お兄さん」って言うのに猛烈に心あたたまった笑。おにいさんなんだ…誰から見てもお兄さんなんだうはぁ…悦。恥ずかしかったけど嬉しかったんだ笑。
本読んだよって方にこの記事読んでもらえてたらとても嬉しい。みなさんも好きに食ってください笑。
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