恐惶謹言で出す本の話

　吉三本のめどが立ちましたのでお知らせいたします！




『死神』
2011年10月30日発行/B5/36頁/500円/
大谷吉継×石田三成。ギャグとシリアスが半々くらいの本。大谷とともに家康の城に忍び込む三成のギャグ、大谷に夕餉を用意する三成のシリアス等。
※全年齢腐女子対象です。
※快適本屋さん様、虎の穴様にて通販取り扱い予定。

■初！吉三本！
　なんだかんだでBASARA3冊目、ただし吉三は初！まさか本出すまでに至ってしまうとは。内容は、ギャグとシリアスとなんかいい話が1：1：1くらいです笑。これが一番好きなパターン笑。描きたいもんが全部描けるっていう。カップリングだけど全年齢対象だから、えっちな描写は一切なしなので残念といえば残念か？笑。いちおー、ちゅうくらいはしておりますんで、苦手な方はご注意。

■食えない男、徳川家康。
　要領がいいというか、抜け目ないというか、食えない奴、なポジションにだれか置きたくなる。その犠牲になったのが今回は家康！だからどっちかってと、史実の家康っぽいポジションか。初々しい吉三（てゆうか主に三成だが）に要らぬ突っ込みを入れてくるキャラとして重宝させていただきました。家康が腹黒いキャラになってるのが許せない方はご注意をば…。あと家康がゴンさんみたいなのはわざとです笑。

■例の茶会の…
　本文中の、なんかいい話部分で、例の茶の席で刑部の茶を三成が飲んで事なきを得た話を少し描いたのですが、それに対する断りと言うか、BASARAの中で全く出てこないエピソードをさも、当たり前のように描いた事へのお詫びを入れるのを忘れていて少し気にはなっています。まあ吉三の人は皆知っているのかなと甘えようかと思っているのだが…。すいませんということで。
　しっかし、こないだNHKの番組で大谷吉継やってて、例の茶会のエピソードが窮地を救ったのは秀吉ってなってて驚いたなあ。私が触れた文献では全て三成ってことになってたんだが。知らず知らずの内に資料を選り好みしてたってことか…。ちなみにその番組の最後の方で、近年関ヶ原の戦いに興味を持つ人が増えて観光客も増え云々…というくだりでBASARAのラッピングバスが写り込んでて吹いた。我らが三成君のうなじがちらっと見えましたぞー！やっぱBASARAファン行ってるんだろうな…私も行ってみたいです。


　ギャグとしては初々しい三成と初々しくない刑部ってのが心地よいです笑。シリアスは…私が一番好きな二人のエピソードが映画だからか、悲しい結末に行かざるをえないのがなあ…。一番楽しいのはなんだかんだで仲良しかお前ら！っていうぬるいヤツ。笑。よしよし、全部網羅したぞ、あとはえろーいやつか…笑。や、この二人ならいけるとは思う。だって刑部さんがかなーりえろーい要員だから笑。まあしかし、描くかどうかは別問題。笑。

　というわけですのでイベント参加される方は是非よろしくです。