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「TVシリーズ→映画」ほむら≒「3部→5部」ポルナレフ
劇場版まどかマギカ見て来ました。以下感想。ネタバレになるから一段下げます。読んでくださる方は「続きを読む」から読んでね♪


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『「TVシリーズ→映画」ほむら≒「3部→5部」ポルナレフ』

■大サービス
 深夜やってた過去二回の劇場版を見てばっちりおさらいし、劇場版に臨みました。毎日放送あほやろ!と言わしめた民放でCMなし放送ありがとうございました笑。すげー上手に編集してあったおかげで、あの4時間でストーリーがばっちり分かります。やっぱおもしろいな~~と再確認!映画館に入る前にしっかりご飯もおやつも食べて臨みました笑。

 本編序盤には「魔法少女の5人が全員生きて、敵(この次元ではナイトメアと呼ばれる)と戦う」ルートが展開されます。この話はどの時系列に並べられる話なの?と見ている者を緊張させながら、お話はきゃっきゃうふふ…中学生の可愛い5人組が仲良く力を合わせ、魔法でワルイ奴を退治しながら学園生活を過ごすという明るく楽しい展開。もちろんTV版を見ている私たちにはこんな楽しい展開あるわけないんだから「茶番もいい加減にしろ!」とニコニコ見ます。そしてこの茶番が結構長い!笑。セーラームーンちゃんみたいにザ!魔法少女!な変身シーンや可愛くてかっこいい戦闘シーンがいっぱいで、本当にこんなだったらよかったのにな…と涙を誘います。そして「上げて落とす」に決まっているのだから、ここまで過剰に「上げる」演出に戦々恐々!笑。どんな辛い展開がこのあと待っているのやら…と不安になります。


■悪い夢のような
 「魔法少女ってこんなでよかったんだったっけ…」とほむらがこの幸せな展開に疑問を持ち始めてからやはりおもしろくなってきます。杏子ちゃんって同じ学校に通ってたかしら…ベベは本当に私たちと一緒にいる存在だったかしら…美樹さんって生きてたのかしら…とだんだんTV版で最後にたどり着いた本当の世界のことを思い出して行く。だんだん魔女の空間の背景になっていくのが悪い夢のようで気持ち悪くてそれがいい。私はこの「悪い夢」みたいな展開がもともと好みです。特に杏子と一緒に以前杏子が住んでいた町へ行くところが好きです。バスに乗ってだんだんあり得ない風景になっていく。そして町には辿り着けず、もとの駅に戻ってしまう。何度もやって、最後は歩いて行くけど全然たどり着けない。おかしい、と気付いたら周りの人(人ならざる)がみんなこっちを向いている。気付かなかったふりをするとそっぽを向く。悪い夢の正体を暴くような、「これを暴いたら大変なことになると何故か確信している悪い夢」みたいな。この気持ち悪さは大好き。

 現実のほむらたちの描写に戻ってからもあんまり現実感がない演出が続く印象でした。個人的にはこれがあんまり好きじゃない。結局あの映画の間ほとんど魔女の空間みたいな演出されてる感じ。そうなっちゃうともうファンタジーすぎて、登場人物たちが「お話の人」みたいになっちゃわんか?「お話の人」だよそらあアニメだもの笑。でもアニメの中のアニメの人みたいになっちゃうっていうか。TVシリーズはもっと現実感があった。そのほうが好みだったなとは思います。


■大納得
 ほむらの人生の物語、ってとこでしょうか。あのTVシリーズのあとのほむらちゃんがどう生きたか。あの映画で描かれたように生きたのです。それが視聴者の好みだろうと好みじゃなかろうと。私は好みじゃないですけど笑。でも納得はできます。見た直後は納得もできませんでした。帰って何度も物語を反芻するうちに、話の筋にもほむらの気持ちにも納得ができるようになりました。今や大納得です笑。ほむらも精神的に限界だったのだなと思いました。何度もまどかが死ぬ現実を生きて来て、遂にはまどかが人間でもなくなってしまったのに、世界は上手くいってしまった。うまくいったのはほむら以外のすべてで、ほむらだけはずっと辛いのを蓄積したままだった。最終的にほむらがもう精神的に戻って来れない程病んでしまった、そのたがを外したのはまどかが「誰にも気付いてもらえないような存在、ほむらちゃんでも耐えられないような辛い存在になるなんて私に耐えられるわけない」と言ったことだってのが大納得ポイントなのです!!!!私がTVシリーズで一番ひっかかった部分がまさにその「なんの罪もない普通の中学生の女の子がなんでそんな辛いポジションに行かなあかんねん!」だったからです!!!!そこに言及してくれてよかった。ほむらもまどかは本当は辛いんじゃないのかと思ってたと描写されていてまず納得。そしてやっぱりまどかは辛かった、嫌だったってのが本心なんだと知って、あのあとの暴挙に出たのならまた納得、なのです。最早TVシリーズで見たほむらじゃないかもしれないけど、感情の連続には納得です。ほむらがあんな風になる所を知るのは私には辛くて、わざわざ作品にするような話かぁ?と思いましたけど笑、大いに納得はできるのです。


■この虚しさの正体は
 この「わざわざ続編で今までの登場人物が辛い目に遭う人生を見る」を、最近他でも味わったぞと思い出したのがポルナレフ!笑。何故わざわざ5部に出て来て死ぬんだ折角3部で生き残れたのに笑。私はまどかマギカで特にこのキャラが好きってのがなかったんで、客観的に見られたし大丈夫でしたけどそれでも少々の虚無感は味わわされました笑。ほむらが好きだった人には堪らなく辛いかもしれません。納得はできても。5部読んだときの辛さは堪らんかったです。今でもまだ結構辛いです。5部は奴一人の為だけに読み返せません笑。
 新房監督が心を強く持ってとコメントされていたのは、ほむらが好きだった方には特に響くと思います。荒木先生も言うといてほしかったわー笑。5部読む前にポルナレフ好きだった人は心を強く持ってって笑。

 このキャラはこのあとどんな人生を生きるのかしら…で終わらせとくとが個人的な好みなのであんまりばっちりその後を描くのがそもそも好きじゃないです。承太郎はどんな大人になるのかしらって思っていたかったんだ…笑。ジョジョに向いてねえな笑。全く持ってそう思うよ笑。ほむらも、ほむらの人生ってもしかしてこんなことになったりして…っていう妄想としての話だったらもっと楽しめた。実際こうなりましたって言われたら確かに心強く持たなきゃあな笑。ラストの解釈はそう言う意味じゃあ好きに解釈してよさそうだから、こう言う意味だったりしてとか、こうなったんだとか、自分の正解を持っても良さそうだ。これだけいろんなことを妄想させるんだから、十分に楽しませてもらったなまどかマギカ!

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このブログはveryroll(か、fagus)という同人誌個人サークルの夏野というペンネームの人が、サークル近況と萌えを提供するということを趣旨として運営するブログです。同人誌における主な活動は進撃(ジャンアル)か遊戯王です。最新サークル情報の概要はサイトを参照。ブログの更新はしょうもないことであることが多い。どうぞ見てってください!
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◆傾向◆
■遊戯王■
基本的に原作の遊戯王が一番好きです。
キャラは海馬瀬人を筆頭に、遊戯、マリク、バクラ、城之内あたりを描くことが多いです。
カップリングは磯野×瀬人を所望する。
映画、最高でした。胸いっぱい、感無量!

■進撃■
作品そのものが好きなことは勿論、カップリングはジャンアルです。
ジャンアルは発展途上カップリングだと思ってて、甘酸っぱいヤツを描くのが性に合っています。
ケニー×リヴァイを推したいのだが…推そうかな笑。


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