このブログはveryroll(か、fagus)という同人誌個人サークルの夏野というペンネームの人が、サークル情報をまめに提供するということを趣旨として運営するブログです。主な同人活動は進撃(ジャンアル)、遊戯王。
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お前ら恋してないで天下を統一しろ!笑;BSR4大谷吉継ルート感想その1
■大谷吉継ルート感想
公式が今まで読んだどんな同人誌よりも吉三で震える。某かるたの「こ」ができちゃったよ…。いやあすごかったです、刑部ルート。震えます笑。以下感想。ネタバレあり。です。ご了承いただけましたら以下よりお入りください。
■一ヶ月の遅ればせながら
イベントやらなんやらかんやらあって、プレイ開始が遅れたBSR4。発売から一ヶ月後にようやく着手とあいなりました。いきなり三成でもいいんだけど、とりあえずは主人公であるところの伊達氏で大筋のストーリーを把握し、プレイの感覚も把握するってのがいいんじゃないのってんでまず政宗様から始めました。
■刑部のために資金集めに勤しむ三成は健気だ
政宗様のドラマルートと通常ルート、両方を終えて、なんとか、それなりに、やり心地をつかんで(ついでに資金もつかんで笑)三成に着手します。
しかしまァ忘れてるもんで、刹那を使った高速移動とか、えええどうやってやるんだっけかァ????とか悪戦苦闘しながらの三成ルート。それでも、武器の強化の仕方とかが多少なりともわかってる分、伊達氏の時よりちょっとだけ要領よく進める。殊に、大本命三成ならば、武器にもがんがん金つぎ込んで強化しても惜しくはない!と、がんがん小槌をたたき、お楽しみ武器購入!したら、なんだかよくわからない銘がいっぱいついた武器あたっちゃってどーしていーのかわからねェ…笑。全然要領よくないぞ笑。
はじめこそ苦戦したものの、これは金にモノを言わせて強化すればがんがん楽になる仕様だなと気づき、ある程度三成の武器が強化できてプレイが楽になったところで、金が集まる銘に切り替え、刑部ルートで苦労しないために金集めに勤しむ。刑部のためにせっせと資金を集める三成は健気である。
ところで三成のストーリーを始めたときに、デフォルトで仲間が刑部に設定してあることに全俺が泣いた笑。デフォルトは左近かと思った。本当にありがとうございます。よかったね刑部。このよかったね、が、心の底からのよかったね、に変わるのは刑部ルートをクリアした後である。三成ストーリー2本こなして一番よかったことは以上です笑。以上なの!?笑。
■大丈夫な三成
お前、それでもなんか感想あるだろう三成に対して!笑。ということで三成の感想も書こう。
三成の通常ルートは結構感無量でした。秀吉の言うことには無条件で従うんだと思ってたけど、ちゃんと意見言うんだな。太閤健在の折の三成はすこぶる健全である。何も失ってなどいない、まさにそうでした。秀吉も半兵衛も健在、かわいい部下の左近も健在。お友達の刑部も健在。お友達の家康君だけ、ちょっと仲違いしてしまったけどまあいいじゃないか、生きてるんだから笑。
4の三成はものすごく「大丈夫」である。つまらん…笑。いや違うのです、大丈夫であることはかけがえなく素晴らしいことです。3のあんな痛々しい三成よりも余程良いのです。ただ、この三成ならハマらない笑。少なくとも同人誌が作りたくなるキャラではない。「一人じゃこんなに心もとない君に、誰か攻めキャラを設定してなんとか助けてやらねば!」って感じではない。「おう、大丈夫だな、そのまま戦国創世に励みたまえ」って感じ。めでたしめでたし。めでたいならばこれでよいのです。
■菫の君は思った以上に家康が好きだったのだ
別に太閤を殺されたわけではないが、一応「いえやす~~~~!!!!」ではある三成君。ドラマルート最大の驚きは家康を友だと断言したところです。私は三成がそこまで家康のこと好きだったとは思ってなかったんでちょっと意外でした。3では単に「仲間だったのに秀吉を裏切った」ことに怒ってるんだと思ってた。「仲間だったのに」ではなく「友達だと思ってたのに」ってのは結構ニュアンスが違う。これを見たら家三も大納得である。残念ながら私には萌えられなかったが笑。
あと三成のストーリーはもっと左近といちゃいちゃするんだと思ってた笑。そうでもなかった。まだ左近ストーリー一切やってないんだけど(やってから書けよ笑)どうなんでしょう、左近のストーリーでは三成といちゃいちゃするんでしょうか。三成と左近の蜜月を見たい方はどうぞ刑部ルートへ笑。えええなんだか穏やかでないなあ笑。
■左近の影、悋気、その気配
三成のドラマと通常ルート、両方を終えてさて次に誰をやるか…実は幸村をやろうと思ってました。てかやりはじめてた。豊臣ばっかり固めてやったらあとの楽しみがなくなりそうで笑。なんですが、どうしても刑部が気になったのです。
というのも刑部を敵にしたときのこと。伊達氏でプレイしてたときに刑部とあたって、どうにも気になることが出てきたのです。戦闘に入るデモで例の大谷プラネタリウムを持ってくるじゃあないですか笑。そんときに「あの菫色の星が欲しくてたまらぬらしい」って言うわけです。すみれ色?私の腐れ脳ミソは「三成のことか!?」とそらぁウキウキしまさぁな。いやいや、そんなカップリングに都合の良い話はない。3のときは不吉の星が降ってきて、みんな死ねばいいのにって言ってた、あの星のことを言っているんだろうと。それが戦闘終了時に「われが本当にほしかったのは…」なんて言うじゃあないか。????あれ?まじで三成のこと欲しいって言ってる????気になって悶々とするのです。
それから石田軍(大谷軍?)モブが「最近大谷様の機嫌が悪い」と教えてくれたり…。言葉の端々に気になる部分が。武将秘伝の書にも刑部には左近の存在は面白くない的なこと書いてあったしなぁ…。やはり気になる気持ちには勝てぬ。さっさと刑部をこなしてスッキリしようってんで3人目は刑部に決定いたしました。
■波乱含みの幕開け
さあて、満を持して刑部ルートにとりかかる!
大好きだったお友達の家康に裏切られ、そのときばかりはどうなることかと思う荒れ様だった三成だが、よく立ち直ったものだ、それを支えたのは自分ではなく島左近…。おーおー、のっけから波乱含みである。明るく陽気で男前、気安い左近。慕われてやれやれとまんざらでない三成。お二人さん、ずいぶん楽しそうである。なんだかちょっぴり蚊帳の外の刑部。今回の刑部の立ち位置はちょいとあやういみたいだ。
みんなみんな、不幸になればいいのに、だから三成から不幸を遠ざける左近が気に入らない。でも実際三成を不幸にした家康も気に入らない。ふむふむ、刑部の暗黒面が通常運営である。これが最後まで終わってみると「無理して悪ぶるのはやめろ!笑」となるとはつゆ知らず。
■吉三の仲人・竹中半兵衛
三成との距離感に悩んでぼんやり…の刑部。ちょっと最近軍務に集中してないんじゃあないの!?と賢人殿にちくっとやられる。
悩み事があるなら相談にのるよ!だって!?…竹中半兵衛…gj…笑。唇の血色悪く、よく血ィ吐いてる、小政の間に割って入った人(2アニメ)という印象が強かったが、これほどまでに竹中半兵衛を心強く思ったことはない!!!!笑。武将秘伝の書によると刑部の気持ちに気づいているかどうかは定かでないらしいが、私としては賢人殿は刑部の気持ちなど、すっかりお見通しなのだと思いたい!豊臣の明日を担う二人には仲良くしておいてもらいたい、そして、「大谷君~~三成君のこと好きなんでしょ~~言っちゃいなよ~~~(あああ~~言うわけないだろーな~~~こいつの性格じゃあなああ~~~)」って思っててほしい!笑。
カップリングとはいろいろあってそれがいいと私は思う。本当は友として家康を慕っていたのだ…という家三もよし!可愛い後輩左近といちゃいちゃしたい左三もよかろう!しかし!吉三にはあの賢人・竹中半兵衛の後押しがある!!!!これは心強い。吉三がいつか将来婚儀を結ぶことになった暁には、吉三の間に仲人として座ってくれ半兵衛!と思う。できれば秀吉と一緒に!笑。
■胸に這い寄るは甘い微熱
刑部ルートが気になった理由はほかにもありまして。皆がネットで「胸に這い寄る微熱」がどうのこうの言うている…。これはなんぞと。この台詞だけ切り取るとなんのこっちゃかわからない。三成への想いが微熱?そんな都合のええ話あるかい!!!!あはははは!!!!………あった…………(震える)。
毛利からの引き抜きの噂。まさか刑部行ってしまうの?と心配そうに大谷を見つめる三成。行く訳はないと言ってやると、あからさまに安堵の表情を見せる。愚直を絵に描いたような男三成のことだから、あの憂いの表情も安堵の表情も本心からのものだろう。なんだこの胸に這い寄る微熱は?
えええええなんか大変な展開になってきたぞ!「家康は三成を失望させたけど、われは三成に安堵を与えたんだもんね!われがそばにいるよって言ったら三成は喜んでくれてるぞ!うわあわれの胸があったかいのはなんで????」そんな展開が本筋なのかぁ~~~????これはただごとではない!!!!
■思えばわれは、あのときよりずっと
例の茶会の話をゲーム本編で言及する日が来るとは思ってなかったです。三成の小説ではあったね。あの小説めちゃくちゃよかった。もっと熱心に感想書いておきゃあよかった。
で、例の茶会。三成が刑部の飲み止しの茶を全裸で頭からかぶるエピソードである。であるわけはない笑。へうげものおもしろいよなあ。あの巻だけ私にとっては萌え漫画だよ笑。
で、例の茶会。三成ただ一人、病の刑部が口をつけた椀を平気で飲んだっつうアレ。
なぜ自分の飲み止しを飲んだのか?哀れみか?恩を売る気か?とひねくれてみせる刑部。秀吉様の茶会に心の狭き者は要らぬゆえ、と三成。とどめは「きさまのことなど考えてもいない!」。思えばわれはあのときよりずっと…。ずっと!!!!????何????立木文彦に何を言わせる気なのだ笑。しかも貴様のことなど考えてもいないと言われて好きになったの????あんたそれ病気だよ…恋の笑。次の回でこれ以上何を言わせる気なのか。最終話がおそろしいわい。
ちなみにこの回想のときはまだ石田呼びである。これを境に三成呼びに改めたのだろうか。不幸をまき散らすどころか、萌えをまき散らす大谷刑部である。
■おまえはちょっと遠慮しろ!笑
あのさぁ、「おおい三成、」と声をかけようとしたら左近に先を越される描写が妙に寂しーのは私だけ?それはともかく最終話である。
行きましょうと意気揚々の左近。お前も来いと三成。われもか?わざわざ聞き返す浅ましさ…刑部にも来てほしいと言ってほしいのだ。くうう!泣かせる!(泣くところがおかしい笑)。そのあてが外れるのが現実っぽい!左近の手綱を私一人でひけと?だそうだ。要は二人で左近の面倒を見ようと言われているのである。なんだ。結局三成に誘ってもらえる理由は左近なのか。これはこの勝負ドローと言うほかあるまい。追い分け引き分け、咲いて萎んで花と散る。でもなあ左近!これは刑部のストーリーなんだぞ!最後くらい左近や家康は関係ない!刑部がいい!って話にしてやってくれよ!三成様といちゃいちゃしてもいいけど、それはお前のストーリーでやれ!ちょっとは遠慮しろ!笑。
■お前ら恋してないで天下を統一しろ!
そういや菫色の星の件は一体どこだったか忘れたがはっきり三成を菫色と比喩する場面があったはず。そんでやっぱ三成かよ!って思った。
刑部ルートの本筋が、三成への想いの描写という恐るべき結果に。3のときのように天下統一に向けて毛利と手をくんだり、裏で汚れ仕事やったりって描写がないから、天下統一のため戦したぞーって実感がない。三成のこと考えて戦に集中せずに全員倒しました、的な。何ゲームだこれは笑。お前ら恋してないで天下を統一しろ!笑。
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